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最終更新日:2024/05/16

士業はインターネットで探すことの多いかなりネット集客向けの業種です。

街を歩いて飲食店や美容院のようにそこらじゅうで目につくものでもありませんし、仮に目にしてもそこがどんな事務所なのかが分からないため、結局はホームページを見て判断されます。

人に紹介してもらおうにも士業のサービスをしょっちゅう利用するような人もいませんし数少ない情報の中から判断するしかないため、どうしても自分で検索して探してみようとなりやすい部分があります。

こうしてネットで探されるケースの多い士業のインターネットでの攻略ではSEOで上位表示ができるととても効果が期待できますが、ネット検索の重要度が高いこととライバルとなる競合が多いことでSEOでの上位表示もなかなか難易度が高いのも事実です。

このページは以下の業種の人を対象にしています

  • 弁護士
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 税理士
  • 会計士
  • 社会保険労務士
  • 土地家屋調査士
  • 弁理士

士業ホームページでのSEOキーワード選定

基本的に「名古屋 弁護士」や「名古屋 税理士」といった「地域名+業種」は意識していきたいキーワードです。

しかしこれらは難関キーワードなので、もう少し踏み込んだキーワード、例えば「離婚 名古屋 弁護士」とか「交通事故 弁護士 名古屋」「相続 名古屋」などこうしてキーワードを増やすことでSEO的には比較的やりやすくなります。

こうした複数キーワードで軒並み取りに行くようなSEO施策をしていき、その結果「名古屋 弁護士」などの大きなキーワードでも上位表示させていく という形が理想的です。

さまざまなキーワードで上位表示を狙うために

さまざまなキーワードで上位表示を狙うためには、ワードプレスなどのCMSの実装は必須です。

制作時に必ずこれらは伝えるようにしましょう

士業のホームページの必須ポイント

信頼、安心を与える

士業のサービスはユーザーにとってとても重要な局面であることがほとんどです。

お金のこと、人生のこと、法律のことなど。

そうした重要な事案をまかせる相手を探しているわけなので、安心感を与えることは他の業種とくらべても明かに重要です。

「ここならまかせても安心だ」と思えるようなデザイン、コンテンツを配置したホームページにしましょう。

顔を出す

安心感、信頼を与えるためには顔を出すことは必須です。

あまり顔を出したくないなぁと言われることが今でもたまにありますが、ウェブからの集客を狙っているのなら必須です。

顔だけじゃなく、プロフィール、経歴も詳細に掲載する

安心感を与えるためだけではなく、プロフィールや経歴、資格、賞ととっていてら受賞歴などを事細かに記載することで、Googleの評価がが上がります。

そもそも士業はYMYLというGoogleが一般的なホームページに比べてより慎重に見てくるジャンルです。

Googleが「この人なら紹介しても問題ない」と判断するだけの材料をしっかりと掲載することがSEO上でもとても重要です。

SEOで上位表示を狙うためのコンテンツマーケティングができるシステムの実装

ワードプレスなどで大丈夫です。昨今ではほとんどの場合ワードプレスを入れてくれると思いますが、オプションとしてけっこうな料金を追加されるケースもあるので注意したいところです。

SEO難易度の高い業種、キーワードでは制作会社につくってもらっただけではまったく完結しません。SEOで上位に上げていくこともまず不可能です。

日々ユーザーにとって有益な情報を配信し続けることが必要です。

これを自サイト内で行っていくためのCMS機能が必要です。

取扱業務、得意分野を明確に表示する

例えば弁護士だったとしても、企業法務が得意なのか離婚が得意なのかさまざまなタイプの弁護士がいます。

ざっくりと弁護士事務所のホームページ だった場合、仮に離婚問題を抱えている依頼者だと、「もしかしたらこの事務所は企業法務がメインで離婚を相談する所じゃないんじゃないか」といった迷いが生じます。

そうしたことが無いよう、事務所の得意分野や取扱業務を明確にしておきましょう。

お客様の声・相談・解決事例の掲載

どんな相談が寄せられ、どんなプロセスで、どんな解決が出来たか などを掲載していきます。

さまざまな事例を掲載することでより信頼を与えることができますし、自分の依頼内容に近いものがあれば、「こういった業務も得意なんだ」と安心して依頼する材料になります。

士業ホームページの予算感

50万~100万

少し幅がありますがある程度の効果を期待したい場合50万円くらいが下限です。

しかし、50万円くらいの予算である程度の効果を期待したいという場合、お客さん側もある程度の知識を付けてウェブ制作会社へ的確な指示を出す、精度の高い原稿を自分で作るなど、制作会社にまかせるというよりも自分の考えを形にしてもらうという制作になると思います。

ある程度制作会社からの提案や主導してもらい、充実したページを作成する場合はやはり100万程度は見ておきたい所です。

しかし、効果の無いものに100万かかってしまっては元も子もないので、提案内容などをしっかり吟味するようにしてください。

もちろんそれほど効果を求めず名刺代わりのホームページで良いという場合はこの限りではありません。

もっと費用をかけずに制作することも可能です。