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最終更新日:2024/05/16

飲食店のホームページは他の業種のホームページと違う点が多々あります。

これをおさえておけば無駄な費用を支払うことなく最適なホームページを作ることができます。

検索エンジン対策を頑張る必要はない

ほとんどの場合検索エンジン上のSEOなどをがんばる必要はあまりありません。

居酒屋を探しているからと言って、「名古屋 居酒屋」とか「名駅 居酒屋」などと検索エンジン検索する人も今やだいぶ減ってきていますし、いても飲食はポータルサイトが圧倒的に強いので、食べログやぐるなびなどが上位を占め結局は皆そこに入ってそこから探し始めます。

仮に何もせず「名古屋 イタリアン」などで上位表示できればそれに越したことはありませんが、検索エンジン対策にお金をかけたり労力をかけたりするくらいなら、そのお金と時間を他の事に使いましょう。

店名または店名+地域名で出てくればまずはOKです。

飲食店は服屋や本屋のように
入って何もせず出てくることが難しい

飲食店は本屋さんのように入って何もせず出てくるということが難しい業種です。なのでユーザーも入店時にそれなりの覚悟が必要になるため、より正確な情報を与えてあげることが重要です。

飲食店のホームページに求められる重要なポイントの一つです。

飲食店を探す人のネット上の動き

飲食店を探す人は主に以下の方法でお店を探します。

それぞれ特徴はありますが、どれがどうというより、ほとんどの場合自分の使い慣れてる方法で探します。

食べログで探す事が多いという人もいれば、私はインスタが多いなど。

最近ではGoogle Mapがかなり伸びてきています。

  • ポータルサイトで探す
  • Google Mapで探す
  • インスタで探す
  • 街で見かけた店舗を店舗名で検索する

 

それぞれの特徴

ポータルサイト

食べログやぐるなびなどのポータルサイトで探すケース。

検索エンジン上位を独占しているのでそこからの流れでそのままポータルサイトから探すという人です。

ポータルの特徴としては口コミがあることと一定の店舗情報が掲載できることです。仮にホームページを持っていなくてもある程度の情報を伝えることができますね。

ジャンル別で絞って探せるのも特徴の一つです。ランキングで上位に来るとそれなりに集客につながります。

ポータルサイトのデメリット
  • ユーザーが勝手にいろいろ書けるので、情報が全て正しいとユーザーも思っていない。 メニューや値段一つにとっても正確でないこともある。
  • 他の店舗も全て同じデザイン、レイアウトなので自分のお店の差別化ができない。
  • まともに使おうとするとけっこう費用がかかる。
  • 最近ではかなりパワーダウン

 

Google Map

スマホでは何かとよく使われるGoogleMap上で探せるのが大きな特徴です。

Mapのなかで探せるので栄駅から徒歩5分とかではなくて、具体的な場所が一目瞭然でいくまえからかなりイメージしやすいです。

口コミも充実し食べログのように課金したら何かしら優遇される(のではないか)ということもなく、そういう意味では信憑性も高いです。

共有機能もあり「打ち上げ会場はココね!」という感じで共有もしやすいです。

Googleがかなり力を入れているのでどんどんユーザーも増えこれから更なるサービスの充実も期待できます。

Google Mapのでメリット
  • これもデザインやレイアウト記載された情報は基本的に全部同じなので、他店舗との差別化がしにくい

インスタグラム

特に若い世代や女性はインスタグラムで何かを探すというケースがとても多いです。今や検索エンジンの前にインスタで探すという人もかなり多いです。アルバイトすらもインスタで探すという人もいます。

インスタグラムではSNSという特性もありユーザーの声がかなりリアルで商業的なニオイがしませんので、探す人もその評価を信用する傾向にあります。

また何と言っても圧倒的な写真の量でリアルな様子が掲載されるので、より「行ってみたい」という気にさせられます。

インスタグラムには力のあるインフルエンサーがいて、お店の魅力を写真やコメントでうまく伝えてくれるので侮れません。大人がビジネス的に展開しているインターネットのプロモーションの中でも、インフルエンサーは信用される傾向にあります。

街で見かけた店舗を検索する

街を歩いているとき、車で走っている時などに工事中のお店があったり、おしゃれなお店があったりすると「どんな店なんだろう?ちょっと気になるな」という時があります。そういう時にすぐに店舗名で検索して何かの機会に行くかどうかを決定します。

こういう人は近所に住んでいる。職場や学校が近い。何らかの生活のルート上にあるなど、一度「良い」と思ってもらえるとリピーターになる確率が高く、その商圏内でのリアルな口コミにつながるので大事にしたいユーザーです。

飲食店のホームページの役割

上記を踏まえまして共通して言えるのが、「そこにそんなようなお店がある」ということをざっくりと知らせることができるという点です。

要するに「お店に気付いてもらう」「興味を持ってもらう」というところまでがポータルサイトやSNS、Googleマップの役割で、お店のコンセプトやこだわり、雰囲気が伝えられない。他店との差別化もできない。営業時間やクレジットカード、メニューの値段などユーザーが様々な内容を投稿するため明確に正確に伝えられない。という弱点があります。

このため、飲食店のホームページはこれらを明確にしてあげるところに注力します。

飲食店のホームページで注力するポイントと必須コンテンツ

写真はすごく大事。出来ればプロに撮ってもらう

飲食店のホームページでは写真はとても重要です。スマホで写真を撮る機会がおおくなりましたが、プロが一眼で撮る写真と素人がスマホやコンデジで撮る写真とでは、ドラマチックが全く違います。

ホームページの時点ではそうした情報からしか良さを判断できないため、可能な限りクオリティの高い画像を使いたいところです。

特に料理の写真に多いのですが、料理写真はおいしそうに見えるか、マズそうに見えるか、露骨に違いが出ます。お店の人達は料理を目で見ているので、それを適当に写真にとって本当はマズそうな写真にも関わらず、実物を見ていることで脳内補正が働いて「おいしそう」と判断しがちです。

  • 写真はすごく大事出来ればプロに撮ってもらう

    飲食店のホームページでは写真はとても重要です。スマホで写真を撮る機会がおおくなりましたが、プロが一眼で撮る写真と素人がスマホやコンデジで撮る写真とでは、ドラマチックが全く違います。

    ホームページの時点ではそうした情報からしか良さを判断できないため、可能な限りクオリティの高い画像を使いたいところです。

    特に料理の写真に多いのですが、料理写真はおいしそうに見えるか、マズそうに見えるか、露骨に違いが出ます。お店の人達は料理を目で見ているので、それを適当に写真にとって本当はマズそうな写真にも関わらず、実物を見ていることで脳内補正が働いて「おいしそう」と判断しがちです。

    飲食店のホームページにとって写真はお金のかけどころです。

  • お店の売りやコンセプトを明確に伝える

    お店をやっている以上何かしらのコンセプトがあると思います。それを伝えます。

    イタリアどこどこ地方の味を再現したとか、監獄をイメージしたとか。あまり長くなるとわかりにくい上に、「結局コンセプトは何なのよ」となるので、シンプルに記載します。

  • お店のこだわり、シェフのこだわり、食材のこだわりなどを伝える

    接待などに適した徹底したサービス、農家さんから直接仕入れた新鮮な野菜、シェフ自ら市場に足を運んで仕入れる鮮魚、記念日にピッタリな雰囲気、邪魔されない個室などなど。

    各分野にこだわりはあると思いますので、それらをブロックごとに見出しを付けて掲載していくようにしましょう。

  • お店の雰囲気を伝える

    これけっこう大事です。

    ポータルサイトなどでは伝えられることが限定的ですし、こだわりやコンセプトはいいけど、お店の雰囲気は気にしたいというお客さんは多いです。

    全体の雰囲気、各テーブルの雰囲気、個室があるなら個室の様子、大人数で宴会やパーティができるならその様子、など、様々なお客さんの利用動機にマッチしているかどうかを伝えられるようにすることが重要です。

    「しっぱいできないデートなのに、どんな雰囲気なのかよくわからない」では、怖くて行けないですよね。

  • 利用シーンを伝える

    日常使いの友達とのちょっとした食事に適したお店なのか、結婚前の大事な顔合わせに対応できるのか、接待などで使えるのか、カップルでの利用に向いているのか、記念日での利用に適しているのかなど

    利用シーンを掲載することで、自分の目的と合致していることがわかるとがぜん行きやすくなります。

  • およその費用感がわかるようにする

    よくメニューを全部掲載するケースもありますが、メニューの値段は定期的に変わりますし、メニュー自体もかわりますので全部でなくて構いません。

    大事なのは「実際のところいくらくらいの価格帯の店なのか」が判断できるようにすることです。

    食べログを見ても、お店側の言う予算と実際のお客さんの言う予算が違うことがほとんどです。お店側の記載した予算の方が大体の場合安くなっていますし、結局どうなのよと思っていまいち信憑性がありません。

    飲食店の場合テーブルで使うメニュー表があると思います。これをPDFにしてメニューのページから見れるようにすることで、どんなメニューがあるかを伝えることもできますし、値段や内容が変わってもPDFを差し替えれば良いので手間もかかりません。何よりホームページ制作時の費用もHTMLでメニュー内容をつくるのとPDFをリンクするのとでは大きくかわり、リーズナブルに内容が伝えられます。

  • インフォメーションを正確に伝える

    営業時間、休業日、支払い方法、席の予約についてなどを記載します。

    特に個人店などではいまだにクレジットカードに対応していないお店も多く、なのに食べログなどでは「クレジットOK」になっていることもあります。キャッシュレス化の今昔みたいにしっかり現金を用意することも減り、この辺りの正確な情報は大事です。

飲食店でのネットの有料広告の使い方

特に個人店ではネット広告を使う人はまだまだ少ない傾向にあります。

地元のフリーペーパーとかには出すのに、手に取れないものを信用しきれないんですかね。

ここでは個人店も含めて飲食店のネット広告の有効な使い方を説明します。

「隠れ家」とうたっているお店

「隠れ家風」などとうたうお店はほとんどの場合家賃を安く抑えるためわかりにくいところに出店しています。

それを「隠れ家」と形容していたりします。

逆に言うとわかりにくいから家賃が安いわけで、わかりにくいということはそこにお店があることになかなか気づいてもらえません。人通りや車の通りの多い路面店では家賃が高い代わりにほっといても気づいてもらえます。

家賃を抑えた分何かをして知ってもらう必要があります。

この場合、SNSやYahoo、Googleのディスプレイ広告(ターゲティング広告)が有効です。ターゲティング広告はそれほど高くもないし、自分の無理のない金額で広告が出向できます。

法事や二次会などまとまった人数の宴会や貸し切りを取りにいく

法事や二次会、打ち上げなどまとまった人数の予約を取っていきたいお店もネット広告は適しています。

1杯500円のコーヒーがメインの喫茶店の場合広告費の元がとれないかもしれませんが、1発で数万、数十万になる多人数の予約はネット広告を出稿してもプラスにできる可能性が高いです。

また、こうした宴会はその宴会に出席した人が違う時に違うケースで予約してくれるなど、二次的なリピーターとなる可能性もあるため、継続的なライフタイムバリューも期待できます。

多少費用をかけてでも積極的に取りに行く価値があります。

まとめ

いかがでしょうか?

予算が潤沢にあれば別ですが、飲食店のホームページは以上の内容を抑えていれば、これ以上お金をかけて余計なコンテンツを増やす必要はありません。

また、これらを的確に指示を出すことができればその分制作費も安く抑えられるかもしれません。

「お店に気付いてもらう」はポータルサイトやSNS、Googleマップ、または広告で

「お店の魅力や雰囲気や正確な情報を知ってもらう」ためにホームページ。

そんな位置づけで飲食店のホームページは作っていきましょう。