「ハワイ観光」と「ハワイ旅行」の検索結果が全然違うのはなぜか? 加点方式のSEO・検索ニーズとのマッチ
公開日:
最終更新日:2024/02/14
SEOには加点方式のSEOと減点方式のSEOの2つがある。というお話しをしました。
その中で最も重要度の高い
加点方式のSEO・検索ニーズとのマッチについてお話しします。
「ハワイ観光」と「ハワイ旅行」の検索結果が全然違うのはなぜか?
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Contents
加点方式のSEO・検索ニーズとのマッチ
検索ニーズとのマッチとは、
- インテント(検索意図)
- E-A-T
- 網羅性
- 独自性
- ユーザー理解 等
要するにユーザーが直接目にするコンテンツの部分です。
一つ一つひも解きます。
インテント(検索意図)
インテントとは、検索したユーザーの「本当の意図」「本当に探している情報」です。
本当って何か?
例えばあなたが「ハワイ旅行の旅行代理店」を運営しているとします。
SEOキーワードとして、どちらキーワードが重要だと思いますか?
- 「ハワイ 観光」
- 「ハワイ 旅行」
これだけ隣接したキーワードでもGoogleの理解する検索意図は違ってきます。
例えば「ハワイ 観光」で検索して出てくるページを見てみましょう
「ハワイ 観光」
「ハワイ 旅行」
違いがわかりますでしょうか?
「ハワイ 観光」では観光スポットの情報が並び、「ハワイ 旅行」ではパッケージツアーなどのページが並びます。
「旅行」と「観光」の違いで、これだけ検索結果が変わります。
Googleがどれだけキーワードに対してのユーザーの検索意図を詳細に区別して考えているかがわかります。
ざっくりとそれらしいキーワードではなくて、ユーザーが本当に欲している意図・情報は何なのか?をくみ取ったページコンテンツを作成することが重要です。
E-A-T
seoにおけるE-A-Tとは
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
の3つ
Expertise(専門性)
読んで字のごとく専門性ですが、例えば、「新型コロナ」に関するページ(またはサイト)があるとして、
サイトA
「新型コロナの予防方法」のみが書いてある
サイトB
「予防方法」「感染経路」「地域ごとの罹患患者数」「重症者数」「コロナにかからないためには」について言及している
この場合、サイトBの方が専門性は高くなります。
ただし、「専門性が高いと思われそうだ」という理由で、ダラダラと不必要なことまで書くのは逆効果です。そう言うところまでGoogleは理解します。
サイト全体で言えばテーマが統一されていることや、常に新しい情報が配信されていることなども重要です。
Authoritativeness(権威性)
第三者からのどのような評価をされているか?評価だ高いかどうか?どんな人から評価されているか?ネット上またはオフラインでも社会的地位が高いか? など
そのページやサイトが他のサイトやブログ、SNSなどで被リンクで紹介されている
そのサイトや運営者が他のサイトやSNSで被リンク無しで言及されている(これをサイテーションと言います。)
などが評価の基準です。
医学部の学生が「あそこの先生は名医だ」と言うのと、医学部の教授が「あそこの先生が名医だ」と言うのとでは、教授が言った方の先生が名医に感じますね。
また、会社名やその個人のことを全く誰も言及していない。または、1,2件くらいしか話題になっていないより、多くの人が話題にする会社の方が権威はあるように思いますね。
そうした点をGoogleのAIはオンライン、オフライン様々な場所から情報を収集しています。
Trustworthiness(信頼性)
そのページ内容は他のサイトやブログなどからコピーしたものではないか? ちゃんとオリジナルなものか?
会社の概要や執筆者の情報がきちんと明記されているか? また、信用できる会社または人物か?
また、利用規約やプライバシーポリシーなどもきちんと記載されているかもポイントです。
網羅性・独自性
そのコンテンツはユーザーの問題解決の一部になっていないか?かゆいところまで網羅されているか?
どのようなテーマにしても、今のインターネット上ではほとんどの場合同じようなページは存在します。そうしたページと比べてより独自性のある内容になっているか?他のサイトやページでは取り上げていない角度のコンテンツはあるか?
ユーザー理解
これすごく大事です。
その検索されたキーワードというのは顕在化されたニーズです。
例えば、「沖縄 ダイビング」というキーワードで検索をされたとします。
これはもう「沖縄のダイビングスポットを探している」など、目に見えたニーズです。
「沖縄 ダイビング」というキーワードで上位表示を狙う場合、この顕在化されたニーズ「沖縄のダイビングスポット」などを事細かに書くことはもちろんですが
さらに大事なのは潜在化されたニーズ
顕在化された沖縄のダイビングスポットを探しているユーザーのニーズにはこたえることができたとして、さらに大事なのは潜在化されているニーズです。
例えば、沖縄のダイビングスポットを事細かに紹介され、およそそれがわかったとして、さらにそのダイビングスポットの近隣の「食事ができるスポット」や「アクセスの良いホテル」や「トイレ事情」など、
これも知りたかったんだ!とユーザーに思わせられるコンテンツも同時掘り下げることができれば、ファンも増えユーザーやアクセスは増えていきます。
検索ユーザーのニーズに応えること。SEOにはこれが一番大事
SEOというとタグをどうして、、、キーワードを何個くらい書いて、、、など小手先の施策に走りガチです。
やりやすいですからね。
しかし、そうしたところがいくら完璧になっても、検索エンジンはあくまでユーザーの検索ニーズに応えるためにあるので、この「検索ニーズとのマッチ」が一番重要です。
最近のホームページではほとんどの場合ワードプレスが入っています。
そのワードプレスのブログ機能でいくらでもそのコンテンツは作れるわけです。
要は、プロでなくてもだれでもできる部分だということです。
アクセスが増えるまでは心が折れそうになるかもしれませんが、頑張ればいずれたくさんのアクセスの集まるコンテンツが作れるようになります。
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