これからSEOに取り組む人が知っておくべき、加点方式のSEOと減点方式のSEO
公開日:
最終更新日:2022/01/18
ホームページを持ったらほとんどの人が検索エンジンで上位表示をしたいと思っていると思います。
そこでSEOの基礎知識として
Contents
SEOには、プラスに働く加点方式のものと、マイナスに働く減点方式の2種類の施策がある
ということをご説明します。
これがわからないと、いつまで経っても無駄なことに時間を使うことになってしまう可能性があります。
SEOは様々な要因が絡み合うので本来はもっと複雑ですが、大まかな考え方としてご理解ください。
加点方式のSEO・サイトの力
- ドメインオーソリティー
- インデックス数
- 被リンク数
- サイテーション
加点方式のSEO・検索ニーズとのマッチ
- インテント(検索意図)
- E-A-T
- 網羅性
- 独自性
- ユーザー理解 等
減点方式のSEO
- タグの使い方
- サイト構成
- サイトセキュリティー
- 表示速度
- モバイルフレンドリー
それぞれ細かく説明いたしますが、まずここで知っていただきたいのは上位表示したいという時に減点方式のSEO対策ばかりやっていても、上がっていける順位には限りがあるということです。
加点方式のSEOとは?
加点方式のSEOはわかりやすく簡単に言うとやればやるほど力がつき、どんどん点数が上がっていき上位表示につながる施策です。
仮にライバルの点数が200点だった場合、自社サイトが180点で負けている。そこにスコアアップになる施策を行い210点にあげていくことができれば上位表示ができる みたいな感じです。
減点方式のSEOとは?
減点方式のSEOとは、本来210点の力があるホームページなのに、サイトの作りや内容によって180点の評価をされていて、そのマイナスになってる箇所を改善し210点に上げていこうというものです。
SEO初心者は減点方式のSEOにばかり目がいきがち
弊社クライアント様を見ていても、SEO対策を行う際減点方式のSEOに目が行きがちです。
スピードインサイトで必死にスピードアップを目指したり、タグを入れたり、タグの内容を変えたりといったところを意識します。
もちろん大事なことでもあります。
しかしここで気にしたいのは、ライバルサイトが仮に200点のスコアを持っていて、それに勝ちたいとして、あなたのサイトは210点の力がありますか?ということです。
あなたのホームページがもともとMAX150点の力しかなければ、減点方式のSEOをどれだけ頑張っても150にしかなりません。
これらのSEO施策にも重要度の違いがある
- 加点方式/サイト自体の力
- 加点方式/検索ニーズとのマッチ
- 減点方式
と大きく分けて3つの施策があると説明しました。これらが全て同じ力をもっているかというとそうではありません。
検索をするユーザーにとって重要度が違うように、これらも重要度が違います。
例えば、「ホームページ制作」というキーワードのページに対して「網羅性の高さ」と「h1だのalt属性だののタグを整備したもの」とでは、ユーザーにとっての重要度の高さは網羅性の高さです。「ホームページ制作」について詳しく知りたいわけですからね。
これらのパワーバランス
- 加点方式/サイト自体の力:重要度高い
- 加点方式/検索ニーズとのマッチ:重要
- 減点方式:ちゃんとやってよね
パワーバランスとしてはこんな感じです。
で、あるなら
SEOで上位表示を狙う場合、まず目をつけて行っていかないといけないのは「加点方式/検索ニーズとのマッチ」です。
ここを強化してゴリゴリ力をつけていくことができれば、多少減点評価を食らっていても、加点方式でスコアアップして上位表示を狙っていけるようにもなります。
※もちろん加点方式も減点方式もすべてにおいて対策をする必要があることは大前提です。
それでは「加点方式/検索ニーズとのマッチ」
- インテント(検索意図)
- E-A-T
- 網羅性
- 独自性
- ユーザー理解 等
についてこちらでさらに詳しくお伝えします。
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