記憶の検索エンジンの1位を狙うことが重要
公開日:
最終更新日:2018/08/29
どこかにご飯食べに行こう。
そそろそヘアサロン変えたいな。
そんな時、みなさんどのようにお店を探しますでしょうか?
ホームページでの成功の要因の一つにSEOがあげられます。もちろん重要ですが、SEOよりも先に重要なことがあります。
人は飲食店など分かりやすい何かを探すとき、いきなりインターネットで検索はしません。
まずは自分の記憶を検索します。
「こんどのデートどうしよう」「忘年会の幹事を任された」「新しいヘアサロンを探したい」「パン屋さんに行きたい」「週末子供と出かけるところどこかないかな?」何でもいいです。
私共のような「ホームページ制作会社」のように、ネットで検索しないと見つかりそうもない店舗やサービス、業種でない限り、いきなり検索するのではなく、まずは自分の記憶を検索します。
そこでピッタリのお店が見つかればこれ以上探すことはありません。
そこに行くだけです。
そうした業種であれば検索エンジンの1位を狙うより、まずはターゲットとなりえるユーザーの記憶のランキングにランクインすることが重要です。
ではWEBを使って「記憶のランキング」に入るにはどうすれば良いか。
これは何と言ってもディスプレイ広告(ターゲティング広告)です。
ヤフーニュースや、ブログ、様々なホームページにバナー広告が表示されています。
みなさん確実に普段目にされているこんなやつです。↓
検索エンジンでの上位表示はもちろん重要ですし、キーワードや業種によってはすさまじい効果を発揮します。
しかし、検索エンジンでの上位表示ということは、すでに「検索」をされているわけです。
そこには、検索結果にずらりと並んだ様々な同業他社のサイトや、検索広告なども出ています。
ということは、すでにライバルや同業他社との競争にさらされている状態なわけです。
ディスプレイ広告では、こうした競争にさらされる前にユーザーの記憶にインデックスさせることができますので、「こんどのデートの食事どこいこっかな」となったときの1stステップの「記憶を検索」の段階で思い出し、「イタリアンレストラン・イタ野郎」か「ステーキレストランの・ステーキなやつら」か「本格ハンバーグの・ゴリラバーグ」もあったな という感じで自分のお店をランクインさせられます。
これはまだ来たことの無い人に「行ってみよう」と思わせることもできますし、いったん忘れてしまっているという人に「そういえばゴリラバーグあったな。久しぶりに行ってみよう」と思い出させることもできます。
記憶をぐるぐるさせてちょうどいいお店が見つからなかったら検索などの2ndステップに進みますので、ここでは検索エンジンや食べログのランキングなどが重要になります。
しかし、先に記憶に引っ掛けることができればそこで決めてもらえる可能性はネットでの検索にさらされるよりはるかに高いものとなります。
Contents
ビビらなくていい。ディスプレイ広告はそんなに高くない
健康食品をネットショップでガンガン売っていくぞ!みたいな時はなかなかの費用が掛かります。
しかしまず「ホームページ制作 名古屋」のようなキーワードに対して広告を出す検索広告に比べて、クリック単価は安い傾向にあります。
セグメントを絞って広告を出す
来店型などのローカルビジネスはそんなに広範囲にわたって広告を出す必要はありません。名古屋にお店があるのに鳥取県の人に向けて広告を出すのは無駄の極みです。
- 基本セグメント
地域、年齢、性別、(子供の有り無し、世帯収入)
+ - アフィニティ
最近のWEBサイトの閲覧状況から判断される、直近の興味関心
+ - 検索キーワード
「1か月以内」など「指定した期間内」に「名古屋 デート」などで「3回以上」など「指定した回数」以上検索したことがある人
のように、ターゲットとなりそうなユーザーを絞り込んで広告を出すので、全く効果の無い人に広告が表示されて、クリックされて費用が掛かるということはありません。
セグメントを絞れば絞るほど表示は減りますが、効果の無い人に無駄に広告を出すよりはいいでしょう。
広告費は自分で決めれる
月に30,000円でも5,000,000円でも、いくら広告費を使うかは自分で決められるので、それ以上に広告費がかかることはありません。
ここでは、怖いからと言ってあまり弱気な金額にしてしまうと、そもそもの表示自体が減ってしまうので、月予算も1日の予算もある程度強気な費用にすることをお勧めします。
「月予算30,000円だから、1日の予算1,000円にする」と考えられがちですが、これだと表示自体が少なくなってしまいます。そうではなくて「月予算30,000円でも1日の予算5,000円」のように設定し、毎日アカウント残高をチェックして調整していくことが効果的です。
クリックされなければ費用は掛からない
このあたりは普通のリスティング広告ですのでご存知の方も多いと思いますが、この広告はクリックされないと費用は掛かりません。「クリックされる」=「サイトを見られた」時だけ広告費がかかります。
そんなにクリックもされないから、費用も高くはならない
そもそもけっこうデカデカと出てても、ほとんどの場合言うほどクリックはされません。
さらに言うと、ホームページにアクセスしてくれなくても別にいい
ディスプレイ広告は画像と文字とで視覚的にアプローチしますので、例えばヤフーニュースを読みながら目に入ってくるだけで一定の広告効果はあります。「あ、そういえばそんな店あったな」とか「お、名駅にステーキ屋ができたのか」とか「あの店そんなプランもあるんだ」とか。
クリックされてホームページに来てくれれば、さらに詳しく魅力が伝えられますのでそれはそれでOKです。
しかし、クリックされず仮にスルーされたとしても、一定の広告効果は与えられているか、最悪でもお金もかかりませんし何もなかっただけです。
街にでるとたくさんの看板があります。看板には大した情報量がありません。さらにクリックもできないのでそれ以上情報を伝える術はありません。QRなんかを載せているケースもありますが、これでQRまで読み込むお客さんはごくまれです。
ある程度は地域性は考えますがそこまで綿密にターゲットが絞れるわけではありません。
どれくらい人に見られたのかのデータも得られません。
やめたくてもスグにやめられるわけでもありません。
そう考えると、ディスプレイ広告ははるかに優秀な広告です。
あなたのビジネスは「記憶から探す」系のビジネスでしょうか?
お客さんがあなたのお店やビジネスにたどり着くプロセスを考えてみて、当てはまりそうであれば、ぜひ一度トライしてみてください。
もちろん私共にお任せいただいても大丈夫です!
Categorised in: ディスプレイ広告, 集客・ウェブマーケティング