お問い合わせフォームページからの離脱を減らす
公開日:
最終更新日:2023/10/16
ホームページからの集客とかなり密接なことですが、
ホームページからの集客の場合、すごくざっくり言うと
サイトにアクセスしてもらう→自社の魅力を知ってもらう→興味を持ってもらう→問い合わせしてもらう
というような流れになります。
ウェブからの問い合わせはお電話の場合もあれば、お問い合わせフォームからのお問い合わせの場合も多々あります。
ホームページの制作の際にも、このお問い合わせフォームや資料請求フォームを作ることは当たり前のごとくあります。
Contents
フォームの項目
フォームの項目はできるだけ少なく
そしてお問い合わせフォームの項目もクライアントから提出いただくのですが、猛烈に項目が多いことが結構あります。
項目が多ければ多いほど「せっかく問い合わせしようと思っていたユーザー」を逃がしてしまう確率が高くなります。
パッとページを開いてたくさんの項目が並んでいる時点で、「めんどくさい」と思ってしまいます。
ついでに言うと、「必須項目」が多いとなおさらです。
ほしい情報がたくさんあるのはわかるのですが、少しでも多くの問い合わせをいただくには、このあたりも見直す必要があります。
項目はなるべく少なくシンプルに。
特に必須項目は。
これがフォームからの離脱を少しでも防ぐ第1歩です。
次にやたらに細分化されている項目をなるべくシンプルに。
例えば、住所の入力欄で「郵便番号」「県」「市区町村」「番地」「ビル・マンション名」のように「住所」がもらえればいいだけなのに、やたらに細分化されているケース。
「郵便番号」はそこから住所まで自動入力できればまあ良しとしましょう。「県」はプルダウン等で選択する形にすれば良いかと思いきや、見つけるのがこれも意外とめんどくさい。北海道あたりから始まり、弊社の愛知県の場合は中ほどになるので、プルダウン内でスクロールしていくと、通り越したり…
で、次に市区町村入力して、いちいちキーボードから手を放しマウスに持ち替え、次の枠に移動し(tab使うにしてもいちいちクリックし)また入力して、また次の枠へ移動して…
と面倒でなりません。生年月日などでもありますね。 年入れて、月入れて、日入れて…
届いたフォーム内容を自社のデータベースなどに自動的に放り込むためにこうなっていることもありますが、ユーザーにとってはそんなことは関係なく、面倒なだけで問い合わせ件数を減らすだけです。
こんな面倒なことを未来のお客様へ求めるくらいなら、自社のデータベース周りのシステムを強化し条件で振り分けられるようにしておきましょう。
そんなこと関係なく、無意味に分割されているケースもたくさんありますね。
せめて分割させるなら、郵便番号から自動的にほとんどの項目に自動入力ができるようにしておきたいところです。
半角・全角の指定なんて、面倒の極み
これも結構多いケースですが、住所は普通に全角の漢字、ひらがななどで書いて、その流れで行こうとしたら番地は半角にしろだの、全角にしろだの。 電話番号など数字が絡むケースに多いですが、数字の部分こそ全角・半角がわかりずらいし打ちにくい。
これも自社のシステムとの絡みであることが多いですが、やめましょう。
同じく、自社システムを対応できるようにしてほしいところです。
項目以外では
余計な内容は見せないように!
ページ内にあるナビゲーション(ボタン)や他のコンテンツなどを極力減らしましょう。
お問い合わせフォームのページまで来るということは、かなり濃いお客様の状態です。
そこで、たまため目についた何かのリンクなどでページから離脱させてしまってはもったいない限りです。
そうして離脱したページにまた何か情報があってみているうちに問い合わせすることを忘れてしまったり、面倒になってしまったり、問い合わせフォームのページに戻れなくなったり ということもあります。
ホームページから集客するには、細部まで気を配る必要があります。
その一つが今回ご説明させていただいたEFO(エントリーフォーム最適化)というものです。
実際にはまだまだ検討する箇所は有りますが、まずはホームページにフォームを設置するにあたって、「これからホームページを作って集客しよう」とお考えのお客様には知っておいていただきたい第一ポイントとなります。
それほどむつかしい事ではないので、まずはこれをもとにフォームに項目を検討してみてください。