SEOとリスティング広告①

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最終更新日:2016/12/21

ホームページを開設すると一番に意識されるのがSEO(検索エンジン対策)かと思います。

狙ったキーワードで上位表示されると、広告費などを使わなくても大きな集客効果が期待できるため非常に有効な手段です。

しかし、注意したいこともあります。

狙ったキーワードに需要が無いと、それまでの努力が徒労に終わる。

SEOはロングテールで行います。昔はテクニックじみた施策で順位を上げることもできましたが、いまではそうしたテクニックじみたことで順位を上げようとすると、逆に落ちてしまう可能性もあります。正攻法がまさに成功法となった今、コツコツとコンテンツを積み重ねていく必要があります。

3か月、半年、1年といったスパンでホームページを成長させていき順位を上げていきます。

しかし、「狙ったキーワードに需要があるとは限らない」ので、頑張って順位が上がったとしても”順位が上がっただけで、結局集客はできない”ということもあります。

長い時間をかけてホームページを成長させて順位を上げてきただけに精神的なダメージはなかなかのものです。

リスティング広告で需要のある、効果のあるキーワードを見極める。

そうならないためにも、「SEOを行うためのリスティング広告」をお勧めします。

リスティング広告を行うと、どんなキーワードでユーザーが訪れたか? どんなキーワードが成果につながったかなどの細かいデータが取れるため、まずリスティング広告を行い自社のホームページの集客で効果のあるキーワードをまずは見極めてから、本格的なSEOに取り掛かると良いでしょう。

リスティング広告でデータをとっているので、SEOで順位が取れた後それが空振りに終わることも少なくなります。

リスティングは好きな費用で好きな期間だけ行うことができるので、SEO前の市場調査としての役割として非常に優秀です。

また、リスティング広告により実際の集客もできるし、SEOと違いすぐに効果が出せるため

  1. リスティング広告を行いながら、実際に集客しながら、データを取る
  2. 得られたデータでどんなキーワードでSEOを行うかを決定し、SEO対策を進める
  3. SEOで順位が上がっていないうちは検索エンジンのオーガニック(検索結果)からの集客はほとんどできませんので、リスティング広告からの集客90%、オーガニックでの集客10%くらいの割合でもいいでしょう。 これを、リスティング70%・オーガニック30%、 60%・40%といった具合にだんだん上げていきます。
  4. リスティングからの集客50%・オーガニックからの集客50% くらいになったら、次の作戦に入ります。

そのころにはある程度ホームページからの集客はできるようになっているため、広告費をさらに上げてさらにたくさん集客するか、リスティング広告を減らし、広告費を削減していくか、ここから先は皆様のビジネス戦略次第となります。

SEOで失敗しないように、より効果の高いSEOを行うためにご参考ください。