ドメイン移管を予定している方は注意!お名前.com「登録者情報変更での移管制限の仕様変更」について
公開日:
最終更新日:2026/07/21
2026年5月28日より、お名前.comでは【登録者情報変更後の他社へのドメイン移管が60日間制限される仕様】となりました。
ドメインを利用・管理している方には『【重要】ドメイン移管に関する仕様変更のお知らせ』という件名のメールが届き、「これはどういうこと?」「何か対応しなければいけないの?」と困惑している人もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、ドメイン移管の予定が無ければホームページやメールアドレス運用に影響も対応することも特にありません。
ただ、近いうちにドメイン移管を予定している方や、ホームページ制作会社・サーバー会社の変更を予定している方は注意が必要です。
この記事では、今回の仕様変更の内容と、どのような場合に影響があるのかを説明します。
Contents
この仕様変更で注意する必要がある人
今回の仕様変更で注意する必要がある人は主に次のような方です。
- お名前.comから他社へドメイン移管を予定している方
- ホームページ制作会社の変更を予定している方
- サーバー移転に伴いドメイン管理会社を変更する予定の方
- クライアントのドメインを管理しているWEB制作会社・代理店
例えば、
『ホームページのリニューアル公開日が決まっており、その直前にドメイン管理会社を変更しようとしている』
のようなケースです。
これらに該当しない場合は、とくに影響も対応することもありません。
どんな仕様変更なのか?
今回の仕様変更の目的は、お名前.comのドメイン管理アカウントへの不正ログインなどによるドメインの乗っ取り(他社へドメインを移管してしまうこと)を防止するための対策の一つです。

仕様変更の内容は次のとおりです。
- 対象:
gTLD - 対象となる手続き:
登録者名義変更 - 対象となる変更内容:
「登録者の組織名」、「担当者名」、「メールアドレス」のいずれか
これらの変更が完了すると、そのドメインは原則60日間、他社レジストラへ移管できなくなります。
お名前.comの案内ページはこちら
https://help.onamae.com/answer/20851
ドメイン移管とは?
ドメイン移管とは、ドメインの管理会社(レジストラ)を変更する手続きです。
例えば、
- お名前.com
- XServerドメイン
- ムームードメイン
- さくらのドメイン
など、ドメインを管理する会社を変更することを「ドメイン移管」と呼びます。
ホームページのリニューアルやサーバー移転のタイミングで行われることも多く、WEB制作会社へ管理を依頼している場合には比較的よく行われる手続きです。
登録者名義変更とは
登録者名義とは、該当のドメインの所有者として登録されている情報のことです。
登録者情報には、主に次のような情報が登録されています。
- 組織名(会社名)
- 担当者名
- メールアドレス
- 住所
- 電話番号
今回の仕様変更で対象となるのは、このうち「組織名」「担当者名」「メールアドレス」のいずれかを含む変更です。
gTLDとは
今回の仕様変更の対象となっている「gTLD」とは、世界共通で利用されている一般的なトップレベルドメイン(ドメインの末尾)のことです。
代表的なものには、
- .com
- .net
- .org
- .biz
- .info
などがあり、企業ホームページや店舗サイトなどで非常に多く利用されているドメインです。
ちなみに、「.jp」や「.co.jp」などはgTLDではないため、今回のお名前.comの仕様変更では対象外です。
ご自身のドメインが対象かどうか分からない場合は、トップレベルドメインを確認してみましょう。
対象は「お名前.comから他社への移管」
ここはちょっと勘違いしやすいポイントかもしれないので念のため補足として説明をします。
今回の仕様変更の対象は、お名前.comから他社レジストラへドメインを移管する場合です。
そのため、「他社レジストラ → お名前.com」 は対象外となります。
また、お名前.com同士のアカウント間でドメイン管理を引き継ぐ場合は「お名前IDの付け替え」という処理になるため、こちらも今回の仕様変更の対象外です。
ドメイン移管を予定している場合は注意!
注意が必要とはいっても、まず結論からいうと、ドメイン移管前に登録者情報を変更しなければ、今回の仕様変更は特に気にする必要はありません。
今回の仕様変更で影響があるのは、
「登録者情報を変更したあとに、60日以内で他社へドメインを移管したい」
というケースです。
そのため、近いうちにドメイン移管を予定している場合は、移管前に登録者情報を変更する必要があるかどうかを確認しましょう。
例えば、
- ホームページ制作会社を変更する
- サーバー会社を変更する
- ドメイン管理会社を変更する
といったケースでは、ドメイン移管が必要になることがあります。
また、次のような理由で登録者情報の変更が必要になることもあります。
- 法人名(組織名)が変更になった
- 担当者が変更になった
- 登録者メールアドレスを変更したい
このような場合でも、近いうちにドメイン移管を予定しているのであれば、移管を先に完了させ、その後に登録者情報を変更することをおすすめします。
登録者名義変更をしてしまったら?
もし「近々ドメイン移管の予定だったのに登録者名義変更をしてしまった」という場合でも、必ず60日待たなければならないとは限りません。
お名前.comでは、正当な申請であることが確認できた場合には、60日以内でも移管できるよう調整される場合があります。
その際には、
- お名前.comアカウントへのログイン
- 登録者本人の本人確認書類
- 所定の申請手続き
などが必要になる場合があります。
こちらについてもお名前.comの案内ページに詳細があります。
https://help.onamae.com/answer/20851
特にWEB制作会社など、クライアントのドメインを管理している場合は、本人確認書類の準備など、お客様にも協力していただく必要が生じる可能性があります。
不要な手続きやスケジュール遅延を避けるためにも、移管予定がある場合は登録者情報の変更タイミングに注意しましょう。
まとめ
今回のお名前.comの仕様変更について、ポイントを整理すると以下の通りです。
- 今回の仕様変更は、ドメイン管理アカウントへの不正ログインなどによるドメインの不正移管を防止するためのセキュリティ対策の一つ
- 近いうちにドメイン移管の予定がなければ対応することは特になし
- ドメイン移管を予定している場合でも、移管前に登録者情報(組織名・担当者名・メールアドレスなど)を変更しなければ、今回の仕様変更による影響はなし
- ドメイン移管を予定している場合で登録者情報の変更が必要な場合は、ドメイン移管の後に変更する
- 今回の対象は、お名前.comから他社レジストラへドメインを移管する場合のみ
今後、ホームページのリニューアルや制作会社の変更などでドメイン移管を予定している場合は、事前に登録者情報の内容や変更予定がないかを確認しておくことをおすすめします。
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