リターゲティング(リマーケティング)広告をした方が良い理由①

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最終更新日:2018/02/23

ユーザーはホームページを見てすぐにものを買ったり、お問い合わせをしてくれたりはしません。

当たり前のことですがこれはなぜなのか?

人間は比較したい生き物

もともと人間は「比較をしたい生き物」です。

知恵があり、できるだけ安く良いものがほしいですし、あっちの方がもっと良かった。あっちの方がもっと安かった。などと損もしたくありません。
そのため、10円安いニンジンを買うために隣のスーパーまで行ったりします。

それが、クリック一つでいろんな違うホームページに行けて比較できるのだから、ウェブではなおさらに比較します。
絶対にここにしか売ってないというものならすぐにでも買うかもしれませんが、そういう商品やサービスもあまりありません。

比較をするくせに決断を先延ばしにする

そして人間は「決断を先延ばしにしたい生き物」です。

夏休みの宿題なんてすぐにやっておいた方が良いのに、8月31日に慌てて手をつけます。

絶対に今やっておいた方が良いことは明確にわかっているのに先延ばしにします。

先延ばしにするためにいったんホームページを離脱したら最後、「もうここで買おう」というレベルで気持ちは固まっていても忘れてしまいます。

忘れて少し経ったあと、「あのお店どのサイトだったっけな」と考え結局たどり着けません。
その途中のプロセスでたくさんのホームページを見ているので、店名も思い出せません。「何となく緑っぽいホームページだったような」くらいのもので、それすら違っていたりもします。

そういうことが多々あります。

そこでリターゲティング(リマーケティング)広告です。

皆さんがヤフーニュースや芸能人ブログやまとめサイトなんかを見ているときに出てくるディスプレイ(バナー)広告です。

分からない人のために説明しますと、要するにあの広告は表示しただけでは費用は掛かりません。クリックされてページにアクセスしたときだけ自分の設定した費用が掛かる仕組みです。

あのディスプレイ広告は「この辺に住む、これくらいの年齢の、こういう趣味嗜好をもつ、30代女性」といった感じでセグメントを絞って出す「ターゲティング」と、一度サイトに訪れた人を追いかけて表示する「リターゲティング(Googleではリマーケティング)」があります。

Yahoo!のリターゲティングもGoogleのリマーケティングも出せる場所が違うだけでだいたい同じものなので、ここでは統一して「リターゲティング」とします。

リターゲティングは上述したように「一度訪れた人」に対し表示していきますので、すでにかなり高いレベルで御社の商品やサービスに興味を持っている人で「かなり濃いお客さん」と言えます。

また、しつこく追い掛け回したり、自分で考えたタイミング(間隔)で追いかけることもできます。

追い掛け回すことで、決断を先延ばしにし忘れてしまったお客さんに思い出させたり、そもそも忘れさせないようにします。

ディスプレイ広告はそこには様々な情報が載せられますので、クリックされなくても(課金されなくても)一定の広告効果も期待できます。

細かい設定ができますので、Aという商品を見た人にはAという商品の広告を出す。

Bという商品を購入した人にはBという商品と一緒に使うと良い商品を表示する。といったことができます。

「いいな」と思ってくれたその人が忘れてしまわないように、また、すぐにホームページに来れるように、リターゲティング広告は大きな力を発揮します。

ザイオンス効果

人は何度も目にするもの、何度も接触するものに好感をもちます。

接触を重ねるごとに交換が増していきます。

これを「ザイオンス効果」といいます。

テレビなどでも誰が見てるかわからないような番組のCMに巨額の費用を投じてCMを打つのは、様々な理由がありますが、これも大きな理由の一つです。

USENで聞く曲も、最初はどうでもよかった曲が有線で散々流れていると何となくだんだん好きになってきますね。これもザイオンス効果です。

リターゲティングはヤフーニュースや、リマケの場合はいろんなホームページやブログなど、一般ユーザーが普段スマホなどで利用する様々なところに表示されます。

これがあるから無料でこれだけのサービスが利用できるわけなので、今後減ることもありません。

普段利用する様々なところに表示されるので、ザイオンス効果でだんだんそのロゴや商品に好感を持つようになり、ただでさえ何らかの興味を持つユーザーなので、より高い確率で購入やお問い合わせにつながっていくのです。

 

これでリターゲティング・リマーケティング広告をやった方が良い理由がわかりましたね。

せっかく何らかの流れで自社のホームページへアクセスしてくれたお客さん。

せっかく「よさそうだな、検討してみよう」と思ってくれたお客さん。

せっかく「いいな」と思ってくれたお客さん。

何もせずみすみす逃すわけにはいきません。

本当に自信のある商品やサービスを持っているなら、それを手にしたお客さんも幸せになるはずです。

是非ともリターゲティング、リマーケティングで効果的に集客をしていきましょう!

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