Photo for webゴリラウェブの写真撮影

ただクオリティの高い写真ではなく
WEBにはWEB用に必要な写真の撮り方があります

プリントしたり、写真としてみるだけの通常の写真と違い、WEBはWEBサイト素材用にトリミングしたりといった加工をすることが前提になります。

Web siteホームページ用の写真撮影

コンテストで賞をとるような腕があっても、ホームページで使う写真がわかっていないと「すごく良い、でもホームページでは使いにくい」そんなことが多々あります。

通常写真は、「写真」として成り立つよう、皆さんもおなじみのよくある長方形が表現するエリアで、その領域にいかに被写体とキレイに配置するか?で撮影します。

しかし、ホームページや広告物の写真はそのまま使うことはほぼありません。色などのリタッチ以外にも様々な形にトリミングして配置箇所に合わせた画像として使用します。

ホームページ、広告物、プロモーションの写真、さらにパンフレットなどの印刷物に使いまわせるような手配、などなど、ホームページや広告物の作成をやってきたゴリラウェブだから提供できる写真撮影があります。

Web site写真のクオリティをさらに高める
オプションをご用意

  • コーディネーター・スタイリストの手配

    飾り付け、盛り付け、小道具でシーンを演出など、写真を彩るのはコーディネータの仕事です。

    撮影ジャンルによってコーディネーターを手配いたします。

  • スタジオの手配

    人物撮影などよりクオリティの高い写真の撮影には、様々な照明や余計な光のカットが不可欠です。

    撮影内容に応じて最適なスタジオを手配いたします。

  • ヘアメイク

    ヘアメイクといっても、写真撮影のヘアメイクは、一般的なスタイリストのヘアメイクでは事足りません。

    写真撮影を熟知したヘアメイクスタイリストを手配いたします。

  • プロモデルの手配

    大手モデル事務所との提携もございます。

    宣材写真からモデルを選んだり、事務所にイメージを伝えて提案してもらうなどして決めていきます。

キレイな写真をホームページに使いたい

ホームページのクオリティに使用する写真は大きく影響を及ぼします。 当たり前ですが、小汚い写真よりきれいな写真が使われていた方が良いですね! 弊社に撮影を依頼されたり、プロに発注される場合は問題ないのですが「これを機にカメラを買って自分で撮影してみよう!」という方も多くいらっしゃいます。 自分でカメラを買ってきれいに撮れるようになれば、撮影枚数も無限になりますし、なにより自社の製品や店舗内、サービスなど、外部の人間よりより愛着をもって撮影ができるので、私共としてはそうしたやる気がある方には猛烈に自社撮影をオススメしています。 テクニックは後からついてきますしね。 そこで、「どんなカメラ買えばいいですか?」と聞かれることもしばしばあるのでお答えしたいと思います。

超初心者向け! 複雑なことはどうでもいい。カメラ屋行ったらとりあえずここだけ見てくれ!

カメラ選びなどで検索すると多くのサイトで選び方が書いてあります。用途によって強いポイント、弱いポイントなどあるためどんどんその解説が複雑になり、結局よくわからなくなりますね。 新しい、古い、高い、安い、こんな機能があるとか無いとかそんなことはどうでもいい。 超素人さんがいきなり撮影する分には強引な言い方をすると「誤差」みたいなものでしょう。 素人が使う100万のカメラの写真より、私が使う5万のカメラの方がきれいな写真が撮れます。ほぼ間違いなく。

何といっても重要なのはセンサーサイズ

撮像素子とも言います。撮影したデータを取り込む心臓部みたいな部分とでもいいましょうか。 カメラ売り場やネットで買う際にも必ずこのセンサーサイズの表記があります。
  • フルサイズ(36.0×24.0mm) ガチプロやハイアマチュアが使う
  • APS-C(23.6×15.8mm) 一般的に売られているデジタル一眼レフカメラのほとんどがこれ スタジアムや野鳥を撮影するなど、望遠で撮影するプロも使用する。
  • フォーサーズ(17.3×13mm) 比較的新しい規格のサイズ。 ミラーレス一眼などに多い。
  • 1型(13.2×8.8mm) よくあるコンデジ
  • 1/2.3型(6.2×4.6mm) さらに安いコンデジやスマホカメラなど
物理的にセンサーサイズが大きい方が階調豊かできれいな写真が撮れるので、言い切ってしまうと迷ったらとりあえずセンサーサイズが大きいカメラを買ってください。 ということになります。

オススメはAPS-C

予算に余裕があればもちろんフルサイズをオススメします。 しかし、まだカメラ初心者の方にはもったいないですし、フルサイズ機はボディだけでも30万を超えてきたりします。まず使いこなせませんね。 そこでオススメなのはAPS-Cサイズのセンサーのデジイチ。 ほとんどのデジタル一眼はAPS-Cです。 テクノロジーの進化でフォーサーズもかなりキレイですけどね。 強引に言うと、初心者であればAPS-Cサイズのカメラ買っておけばどんなものでもほぼ問題ありません。APS-Cの中でも高い物、安い物、こういう機能があってどうのこうのありますが、そんなことはひとまずどうでもいいでしょう。 APS-Cであれば5万のものもあれば20万のカメラもあります。 5万のヤツで十分です。 値段分画質が違うかと言えばぜんぜんそんなことありません。光の捉え方もわからない状態では誤差にもなりません。 なのでセンサーがAPS-Cであれば安いやつで十分です。 20万のカメラの場合連射が早いなどまた別の用途があり、初心者には関係ありません。 (しいて言うと、ボディ内手ブレ補正、ISO感度がどれくらいか、は気にしたいところです。) とにかくカメラ売り場に行ったら「センサーサイズ(撮像素子とも)」を見て、APS-C と書いてあるか? ここだけ見てください。 初心者にはこれで十分です。 このセンサーサイズは画質に大きく影響しますし、あとからではどうにもなりません。

そんなことより大事なのは光

上で「超初心者が使う100万のカメラより、私の使う5万のカメラの方がきれいな写真が撮れる」くらいの大きなことを言いましたが、実際のところ写真は光がとても重要で、露出やライティングがしっかりしていれば、APS-Cの安いカメラでも十分にきれいな写真が撮れます。逆にすごく高価なカメラでも、光がしっかりしていないときれいな写真にはなりません。 カメラが自動的にシーンに合わせて調整してくれる機能もありますが、これではぜんぜん足りません。 新しいカメラや値段が高いカメラではそうした機能のアドバンテージは多少あるかもしれませんが、それでもセンサーサイズの違いに比べれば誤差みたいなものです。 そして、本当に高いカメラは、そんなオート機能を使う人はいませんのでそういった機能自体がありません。 要するに大事なのはカメラの性能ではなく、皆さんが避けガチな「露出やシャッタースピード」といった部分をきちんと理解して実践すること。 これにつきます。 「シャッタースピードなんて自分じゃわからんし関係ないよ」なんて思っていませんか? それだと5万のカメラも100万のカメラでも撮れる写真に大差はありませんよ!

全カメラ共通で知っておく必要のある3要素

シャッタースピード

シャッタースピードが速いとブレが抑えられる代わりに写真は暗くなります。シャッタースピードが遅いと明るいけどブレやすくなります。

絞り

F4.5 などで示される値です。この数値が小さいとしっかりとボケの聞いた写真になりますが、被写体の距離がちょっと違うだけでピンが外れます。 逆に数値が大きいと、ボケは無くなっていきますが広範囲にピントが合います。

ISO

感度のことです。数値が低いほどノイズが少なくなります。そのかわり太陽などの強い光の下でないと暗くなります。逆に数値が大きいと暗いところでもある程度早いシャッタースピードが確保できブレなどが少なくなります。しかしノイズが増えていきます。 同じセンサーサイズなら5万も20万も変わらない と上述しましたが、このISO感度に関してはけっこう違いがある場合があります。 暗いところで撮影する機会が多い人は値段が高くなっても確保したいところです。 この記事では「カメラの選び方」をお伝えしておりますのでこれらの詳細はまた別の記事でご説明しますが、仮にオートで撮ったとしても、その写真がどれくらいのシャッタースピードになっていたか、絞りは? ISOは? などは気にしておいて、少しずつシャッタースピード1/100で撮ったらどうなるのか? 同じスピードで日陰に入ったらどうなるか?など、だんだん覚えていかれると良いでしょう

撮影シーンに合わせてしっておきたいライティング

これは全員共通とはなりませんが、皆さんがどんな写真を主に撮りたいかで変わってきます。 例えば料理の写真を撮るときはどんな風にライティングすればいいかわかりますか? 料理写真の基本はナナメ後ろから光をあてます。そして前からは後ろより弱い光で光を当てるか、レフ版などで後ろからの光を反射させ、被写体に光をあてます。 プロが撮った料理写真を見てみてください。ほとんどの場合お皿の前にうっすらした影があることがわかります。 影がうっすらしているのは、前から弱い光を当てるかレフ版で光をおこして「あえてうっすらした影」にしています。 細かいことを言うとまだまだありますが、料理写真一つをとってもこうした違いがあるように、どんなものを撮影するかでそれに適したライティングがあり、ライティングといっても闇雲に光をあてても「あの写真のようにならないなぁ」が続きます。 今の時代、ネットで検索すればこうした情報はたくさん探せます。

まとめ

あくまで超初心者、まだカメラを持っていない、はじめて一眼を買おうと思う。 そんな方を対象にお伝えしました。 超初心者のウチはカメラのセンサーサイズ。これをとにかく重点的に見てください。 最初は安いもので十分です。 あとは光の捉え方やライティングを覚えればプロ顔負けの写真が撮れるようになります。 F値(絞り)は何となくでカンタンにできると思いますが、シャッタースピードやISOなども自分でいじるようになったら、ご自身の撮りたい写真に合わせて、センサーサイズ以外のいろんなところを見てカメラを選ばれると良いかと思います。    

赤ちゃんの写真は見る人の目を引く

「赤ちゃんの写真はどんな写真より読者の注意をひく」と広告業界ではいわれていました。 実際に赤ちゃんを見た時の脳の動きを電磁波的なもので調べる研究で、大人の顔を見ても全く反応のない、なんとかっていう部分が、赤ちゃんの写真を見た時に大きく反応することがわかったとのこと。 確かに、赤ちゃんはだれから見ても明らかに一人では何もできない、ほっておけない存在です。 もし道端に赤ちゃんがいて、周りに保護者らしい大人がいなかった場合、そのまま素通りしてほっておくことはできないでしょう。 人間としてのDNAレベルで赤ちゃんを気にしてしまう本能があるのでしょう。

タイヤメーカーのミシュランも

実際にタイヤメーカーのミシュランも広告に赤ちゃんの写真を使っていたりします。 タイヤの横に赤ちゃんを座らせて「安全性に疑問のある安いタイヤで、赤ちゃんを危険にさらすのか?」というメッセージです。 保険や住宅など、「赤ちゃんのために備える」という商品にも有効でしょう。 業種的になかなか赤ちゃんの写真を使いずらい業種もあると思いますが、もしあなたのビジネスが、赤ちゃんの写真があっても不自然でなければ、是非とも使っていきたいところです。 話は変わりますが、赤ちゃんの泣き声が迷惑だなんだという議論がありますが、赤ちゃんの泣き声はそもそも「不快な周波数」になるようにプログラムされているようです。 お腹がすいた、どこかが痛いなど、言葉にできない赤ちゃんの唯一の自己表現で大人の注意を惹く必要があるので、これがもし「耳に心地よい周波数」だった場合はどうでしょう 多少疲れがたまっているママさんたちも、「ちょっとほっといても良いか」となるかもしれません。「耳に不快」だからこそ、すぐに気が付くし、すぐに何らかの対処をしようと動き出すと思います。 広告のテクニックとか以前に、人間としての本能を動かす力が赤ちゃんにはあるわけですね。 この強力な力を自社のホームページなどでも、ぜひ集客施策の一環に取り入れてみたいところです。  
「これからホームページ用の写真を撮影するぞ」という方は、このページをスマホで開いて、一つ一つ確認しながら撮影してください。
ホームページで使用する写真は、ページ全体のクオリティに大きな影響を及ぼします。 写真の良しあしで、せっかくのホームページも台無しになってしまいます。 WEBで使用する写真は、単純に腕の良いカメラマンにとってもらっても「WEBで使用する」にはどんな写真が良いかをわかっていないと、「写真自体は良いんだけど、使いにくいなぁ」という事になってしまいます。 ホームページの写真は、「作品としてクオリティの高い写真」ではなくて、「何らかの意味を伝える」などの意図のある写真です。 弊社にて撮影する場合は細かくディレクションをするのですが、お客様にご用意いただくケースも多々あるため「これをふまえて撮影しておけばとりあえずは大丈夫」という点をまとめました。 この記事は「素敵な写真を撮る」という内容ではなく「ホームページで使うことを考えた」写真の撮影についてです。

アップで撮らないで!

普通に写真として印刷する写真の場合、出来上がりのことも考えてちょうど良い構図で撮影するかと思いますが、ホームページで使う場合、そのまま使うことはほとんどなく、ページのデザインやレイアウトに合わせてデザイナーがサイズや構図を決めていきます。どのみちPhotoshopで加工するので、できるだけ引きで撮ってください。 なるべく背景部分が多い方が、何かにつけて使いやすいです。 もしアップで使うとしても、上下左右をトリミングして「アップ」の画像にして使用しますが、すでにアップになってしまっていると、「ここもう少し上下左右余白があれば、良い感じに使えたのにな」ってことも多々あります。 アップで使う際はこちらでアップにするので、撮影時は引きで! そうするとデザインに応じて好きな構図にデザイナーが編集できます。  

真ん中に配置した写真で満足しないで!

良く言われる「日の丸構図」と呼ばれるもの。これ自体がいけないわけではありません。 ホームページのどの部分にどのように使うかが明確であれば問題ありませんが、大体の場合そこまで明確になっていないことが多いため、どんな風にでも使えるように「真ん中」「右寄せ」「左寄せ」と複数のパターンで撮影してください。 後から取り直すとメンドクサイですが、その時に「真ん中」「右寄せ」「左寄せ」とカメラの向きを変えて撮ればいいだけなので、必ず複数のパターンで撮影してください。

縦はなるべくやめて!

特に人物やお花などの写真で多いのですが、ホームページ上に配置する画像って、ヨコ型が圧倒的に多いです。ホームページは「縦軸」は結構大事で、縦が大きくなればなるほどコンテンツが下へ下へ、スクロールしないと見えないところへ追いやられていきます。 ↓ほら 次の文章がだいぶ下に! そして、横型のブロックごとにコンテンツを作っていくことが多いので、できるだけ横の写真が多くあった方が使いやすいです。 縦にして使いたいときは縦に加工します。逆に縦の写真を横に加工すると、上述した「アップ」の写真になってしまう上、写真として意味を成す大事な部分が切れてしまうことが多いです。 ホームページの元画像は横の方が使い勝手が圧倒的に良い!

被写体が複数ある場合、なるべく近づけて!

「受付の様子」とかでよくある構図ですが、被写体が複数ある場合、その2つが写って初めて意味を成す写真となります。その被写体①と被写体②の距離が遠いと、下の写真くらい大きく使えればまだ顔もはっきりしたある程度のサイズ感で使えますが、 ホームページの場合これくらい大きく使うことはあまりなくもっと小さいパーツとして使ったりもします。 そうすると、重要な人物の部分が小さくなってしまいます。人物を大きくしようとするとトリミングをしないといけないのですが、トリミングをしてしまうと被写体①か②のどちらかを切ってしまうため、意味をなさなくなってしまいます。 この写真の場合、この二人の「写真上」の距離を近づけてほしいのです。 とはいえ、テーブルを挟んでの撮影なので具体的には、カメラマンが横に立つのではなくて、なるべく被写体①の真後ろに近い斜めの位置に立って撮影すれば、「写真上」のこの二人の距離は近づいた写真になります。

目線ってとても大事

ユーザーは写真に写っている人の目線の先を見る習性があります。 モデルの目線上に伝えたいコピーを置くのは、広告では常套手段です。これもどんな配置でどんな風に使うかわからないので、右目線、左目線と、複数の目線のパターンも撮影しておきましょう

垂直・水平 ちゃんと見て!

三脚に水の中に空気の入った水平器がついているのを見たことある人も多いでしょう。 デジカメなんかでもほとんどのものに 水平・垂直の「グリッドライン」が表示できますし、画面上に傾きを表示してくれる機能もあります。 こうした予防策がしっかりあるのに、ちゃんと見てくれてない人がとても多い! これとても大事です。 特に建物などの撮影や、建物内外での撮影の場合、カメラの向きをしっかりと水平、垂直にしておかないと、残念な仕上がりになります。 ↓ボケっと突っ立って何も考えず撮影した写真(昔の自分撮影) このバーカウンターを撮りたかったんだと思いますが、これはカメラが少し前に傾いた状態で撮影した結果です。 赤い線を見てもらえれば一目瞭然ですが、建物自体も傾きまくってます。 人間は本来これは絶対的に(柱などの縦のラインは)垂直に存在していることを本能的に知っているため、「何がおかしいか」と具体的に分からなくても、すごく違和感を覚えます。 これはカメラの垂直をしっかりと捉えていれば、防げたものです。しかし、この時の私はそんなことも考えずに撮影しているため、駄作となりました。 しっかりとカメラを垂直にしていればこうなったはずのものです。 これはbefore after を見てもらうために、後から修正したものです。 これは違和感のある傾きが垂直方向だけだったためまだ修正でなんとかモノになりましたが、そう簡単に行かないモノの方が多いです。 例えばこの写真でも無理やり修整したため、並んでいるイスの右の2つや壁にかかったテレビなどは間延びしてしまっていますね。 芸能人が無理やり写真を修整しスタイルを良く見せようとして誰かに突っ込まれるみたいなものです。 このように、本来垂直なものは垂直に、水平なものは水平になるようにファインダーをしっかり見ながら撮影します。 ただし、水平・垂直どちらもしっかりしないといけないわけではありません。例えばこのバーカウンターを正面から撮影する場合は、どちらもしっかり見て撮影する必要がありますが、この写真のように斜めから撮る場合、水平は絶対にとれません。確実に斜めになりますね この場合、縦軸さえしっかり垂直をとらえていれば、開き直って水平は斜めであっても違和感もうまれません。 あくまで一番最初の失敗写真は、縦も横も傾いているから強烈な違和感を与えてしまいますが、真正面から、真上からなどの撮影以外は、どちらかをしっかりとる という形でかまいません。 この2枚の写真も、すごく惜しいですが、一番右の出入り口の垂直がとれているかいないかで仕上がりに結構差が出ています。 惜しい例(右の出入り口の垂直(縦ライン))が気になる まだましな例 並べてみてみるとけっこう違いますよね 垂直や水平をしっかりとろうとすると、コッチを合わすとこっちが傾くみないな事がかなりたくさん発生します。三脚に立ててしっかり見ていけば防げますが、手持ちの時はなかなかこれが決まらずシャッターが押せなくなる時もあります。 そういう時は、目立つ傾きは写さないようにする手もあります。 例えばこの2枚目の写真も本当は左端の窓枠(の左)がけっこう傾いていました。コッチをしっかり垂直にすると今度は反対の出入り口が傾いて と、手持ちだとこれを繰り返したりします。 なので、右側の出入り口は垂直をとらえ、左の窓枠のハジは無視してファインダーの外にもってきて写真に写らないようにしました。目立つ傾きはこうやって写さないようにするのも一つの手です。

番外編

男より女がベター

これはウェブに限りませんが、男性向けの場合は女性が写った広告の方が効果があります。 Aという商品を300円と記載し男性モデルが写ったチラシと500円と記載した女性のチラシでは金額がこれだけ違っても、同じ数売れたという実験結果があります。(内容はちょっと違いますが、わかりやすくしています。) なんとなくわかりそうな気もしますが、実際の実験結果でもそのような結果が出ています。 どちらかというと男性向けのビールのポスターなんかも女性ばかりですよね。 そして大事なのが、じゃあそれを女性が見た場合どうか?という部分。 女性はこうしたジェンダーな部分に興味を示さないので、女性を起用したところで(よほどのことが無ければ)マイナスにはなりません。 女性ではマイナスにはならない。男性では明らかにプラスに作用するのであれば、女性を使う方が良いですね。 ちなみにこの弊社ホームページのトップページのヒートマップ(よく見られている箇所がどこかわかるもの)を見てみると、よく見られているところは赤く、それほど見られていないところは青くなるのですが、トップページ下部にある「写真撮影」のところの女性の写真のところから、「こんなに下の方なのにウソでしょ」と思うほど急に真っ赤になります。 ほんとにちょうど写真の始まりのところから見事なまでに赤い。 単純に男心とかたずけるのではなくて、これも一つの結果ですので、有効に活用したいですね。   まだまだありますので、随時追記してまいります。  
ホームページの制作の際、お客さまより写真素材を提供していただくことも多々あります。 私たちが「ホームページの制作で使う」という前提で撮っていれば最初から使いやすい写真を撮影するのですが、そうでない場合、または写真のプロであってもホームページでの利用という点において慣れていないプロカメラマンの場合など「いい写真」だったとしても「ホームページでは大変使いにくい」という事もけっこうあります。 そこで、「こんな写真だとホームページ制作において使いやすいし、良い感じなるよ」というところを少しお話いたします。

アップの写真は使い勝手が悪い

ホームページで写真を使い場合、何かのメッセージやキャッチコピーとともに配置することが多くあります。 写真にうまい具合にテキストが乗ると、それだけでちょっとしたデザインにもなります。 しかし、以下の写真のようにどアップで人物(もしくはメインとなるもの)以外の余白が少ない場合「これのもっと引きの写真があれば」と思うこともしばしばあります。 写真としては良い写真なんですけどね。 結構使いにくく、使い方が限られてきます。 まあ、↑の写真なら、髪の毛の部分がのっぺりしているのでテキストは載せやすいですが、髪の毛ってここまでサラサラした感じも少ないのでね。  

引き気味でさらに横レイアウトの写真は使い勝手がいい

対して、引き気味で撮られた写真の場合、人物以外の余白部分でけっこういろいろなことができます。 たとえば、写真にテキストを載せてみたり   ナチュラルに隠せる部分も多いので、違う比率の画像として作成してみたり とデザインの幅が広がります。 一番上の写真でこれらのことができるかどうか といった視点で見てみてください。

背景がガチャガチャしている写真は使い勝手が悪い

たとえ、余白が多い写真だったとしても背景がガチャガチャしていると、テキストが載せにくいですね でも、余白がおおいと何かとパーツを載せてデザインをしたりと幅は広がります。 (名誉のために行っておきますが、これらは、説明をわかりやすくするために適当に作っています。本気出したらもっとヤりますからね!)

しかしボケが効いた写真だとこんどはナチュラルに読みやすく

同じような緑がバックにある写真ですが、ボケが効いているだけでテキストは急に読みやすくなります。 色の少ないところも良い感じ   もう一つつたえたいことがあったのですが、説明にちょうど良い写真が見つかりませんでした… また見つかり次第アップします。 といった感じで、たとえプロに撮影してもらったとしても、ホームページでどう使うか?ホームページだったらどういう写真が使いやすいか? がわかっていないと、写真自体は良くても使いづらくなることがあります。 どこでどう使うか? 構図や内容だけじゃなく、そうした余白や背景のことなんかも同時に考えてもらえると、さらに良いホームページになると思います。 そんなこと言ったって、いちいちそんなこと考えながら写真何てとってられねーよ という方。 私たちにご依頼くださいませ!