ホームページをみていると良く「サイトマップ」というのを目にします。 よく目にしないくらい下の方に小さくあったりします。
サイトマップというくらいだから、本来ユーザーがサイト内を迷うことなくみていけるようにあるはずなのに、なぜあんなに下の方に小さくあるのか?
サイトマップはモチロンユーザーのためにありますが、本当の狙いは、「検索エンジンのロボットが自分のサイトにやってきたときに、とりこぼしなくサイト内のページを全部持ってってもらうため。」
SEO、内部要因的にページはなるべく多いほうが良い
無駄なページを量産しても意味はありませんが、普通に造ったページであれば、ページ数・サイトボリュームは多いに越したことはありません。 「トマト」について5ページしかないサイトより50ページあるサイトのほうが情報がたくさんあるなとロボットは判断します。 それと同じです。
ホームページはいろんなリンクの仕方をします。 テキストリンクだったり、フラッシュで作ったボタンだったり、画像で作ったボタンや、スタイルシートで定義させたボタンなどなど。
検索エンジンロボットもサイトにたどり着くなり、いろんなリンクを探して、なるべく多くの情報を得ようとしますが、わかりずらいリンクだったりすると、たどり着けなかったりします。
せっかく良質なコンテンツのページが50ページあるのに、気づいてもらえなくて5ページくらいしか認識されていない。 そのせいで順位も低いなんてことも多々あります。 自サイトのページをくまなくとりこぼしなく拾って帰ってもらうために、サイトマップは設置します。
また、サイトマップをみてみると、ほとんどが画像やフラッシュのボタンではなくて、テキストリンクという形でリンクしてあります。 これは、検索エンジンのロボットは「アンカーテキストリンク」というリンクの方法を最も好み、かつ認識しやすいため、アンカーティストリンクで「サイトマップ」というもじからサイトマップのページへ飛び、またサイトマップのページの中にある各リンクも間違いなくアンカーテキストリンクですべてをリンクさせロボットにめぐってもらうというわけです。
ホームページへの入り口は何もトップページだけじゃない。
アクセス解析をみていると良く分かるのですが、ユーザーは意外に予期せぬキーワードで検索しホームページにたどり着いています。 なので、入口はトップページだけじゃなく、前ページを入り口と考えます。
ホームページにあるたくさんのページはそれぞれ違った内容がちりばめられています。 どの言葉に引っかかってアクセスがあるかわかりません。 その意味でも、ページは多いほうがいいのです。
気をつけよう。
とはいっても、検索エンジン対策のためだけに、無駄にページを量産することはいけません。 わけのわからないページを大量に作りまくっても意味がないどころか、検索エンジンにはすぐばれて逆にスパム判定されて、おとされてしまったりします。 きちんと内容のあるページを作っていきましょう!
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