損しているかも!? その広告配信、スマホ検索を意識していますか?

公開日:

最終更新日:2016/07/22

スマホ対応の重要性と優先配信方法を再確認。

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ずいぶん前から重要性が叫ばれている、スマホ対応。
今年2015年4月に実施されたGoogleのモバイルフレンドリーアップデートの影響もあり、ネット集客に真剣な事業者様はもうほとんど対応済みだと思います。

このアップデートはいまのところ検索順位に大きな影響はないようで、アドワーズ広告についても、このアップデートで品質スコアに影響はないとGoogleは公表しています。

ただし、いまのところ「影響はない」といっても、それは検索順位での話しであって、スマホ検索からサイトにアクセスしたユーザーに対してのユーザービリティと、その先にある成果を考えれば、どうすれば良いかは今さらいうまでもありません。

しかもGoogleは同時に、「後々、アドワーズ広告の品質スコアに影響する可能性は高い」というようなことは示唆しています。
アドワーズ広告の品質スコアの要素に「ユーザーに対するリンク先ページの利便性」がある以上、当然ですよね。
自然検索でも検索広告でもそれは同じなのです。

そこで今回は、「まだスマホ対応していない」、「これからネット集客を始める」といった方に向けて、改めてその重要性とリスティング広告でのスマホ優先配信の方法をまとめてみました。

データで如実に表れるスマホでのネット利用の動向。

 

いまは何か情報を得ようとするときにはネットで検索をすることがほとんどだと思います。
その際、外出中はもちろん、自宅にいてもわざわざPCを立ち上げず、スマホでネットをするのではないでしょうか。

通勤帰宅など移動時の空いた時間にはとりあえずスマホで何かしらネットやゲームをしている。
ふとまわりを見渡せば同じくみんなスマホで何かしている。
もはや当たり前の日常の風景です。

少し前の情報ですが、インターネットの利用動向調査を行うニールセン株式会社の発表では、


「2015年冬にはスマートフォンからのネット利用者がPCからの利用者を超える可能性」

  • スマートフォンからのネット利用者が201515年4月で4,800万人。
  • PCからのネット利用者は5,100万人程度。
  • 1日あたりのインターネット利用時間はスマートフォンの1時間48分に対し、PCは54分。

http://www.netratings.co.jp/news_release/2015/05/Newsrelease20150526.html


このように伝えています。

おそらく今の時点でもう超えているでしょうか。

 

また、実際の弊社クライアント様のリスティング広告配信データをみてみると、

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BtoC、BtoB など業種によって重要度は変わりますが、実際の運用データではその影響が如実にあらわれています。

前述のように皆さん自身のネット利用状況や、周りの状況をみればもはやこれらのデータは体感でわかることですが、スマホでのネット利用がここまでの状況となっていることはネット集客を行うにあたって無視することはできないでしょう。
スマホ検索からのアクセスの増加を重視せず、PC版のサイトを表示していては、字が小さくて見えない、ボタンが押せないなど使いづらくユーザーはすぐに離脱してしまいます。
せっかくプロモーションを行ってアクセスを集められてもそれでは意味がありません。

 

必須設定!リスティング広告のスマホ優先配信

 

前項までとは逆で、せっかくスマホ対応させたページを用意しても、スマホからの検索に対して「入り口」を表示させることができなければ、アクセスされることもなく意味がありません。
スマホ検索からのアクセスを集めるためにリスティング広告で広告配信を行っても、スマホへの配信設定を適切に行わなければ効果をあげることはできません。

ここではスマホ優先配信の方法をあげていきます。
Yahoo! Google ともにデフォルトでパソコン、タブレット、スマホに広告を配信しますが、スマホの検索を重視した配信設定をすることができます。

 

Yahoo! スポンサードサーチ


広告作成の際、広告作成画面で優先デバイスのチェックボックスにチェックをいれます。

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Google AdWords


広告作成の際、広告作成画面で「デバイス設定」の「モバイル」にチェックを入れます。

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ここでの注意点が、スマートフォン優先の広告を作成する際には、同じ広告グループにPC用の広告も作成しておかないと機能しないので、必ずPC用広告も作成しましょう。

 

■引き上げ率の調整

スマホへ配信する際の入札価格を引き上げることでPCやタブレットよりも優先的に配信させる方法です。
また、スマホでの広告表示はPCやタブレットよりも枠が少なく、クリック単価は高くなる傾向にあるため、上位表示させるために行います。
例えば入札価格100円に設定している場合、引き上げ率を30%にするとスマホへの入札価格は130円となります。

この設定はYahoo! Googleともに、キャンペーン単位、広告グループ単位で行うことができます。

Yahoo! スポンサードサーチ


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Google AdWords


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まとめ: サイトやランディングページと広告配信の両方でスマホ対策が必須

 

スマホからの検索に対してPC版のページを表示していては、ユーザーは使いづらくてすぐに離脱してしまいます。
せっかくアクセスを集められていてもそれでは非常にもったいないですよね。

その逆で、せっかくスマホ対応させたページを用意しても、スマホからの検索に対して「入り口」を表示させることができなければ、アクセスされることもなく意味がありません。

ネット利用のデバイスが大きく変化しているいま、ネット集客を考えるときにスマホ対策は欠かせない重要な要素であり、それを行わないことで、大きな利益を生むチャンスを逃している可能性があるのです。
これからネット集客を始められるかた、現在行っているが、スマホ対策はまだまだ、という方々は是非ご参考にしてお役立てください。

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